
日本での認知度はまだまだ低いスーパーフード【マカナ】を試してみた
はいどうも、カリーチャクラです!今回のテーマはマカナです。
マカナ?まかな?なんじゃそら?な方も多いかと思います。かくいう私もつい最近まで知りませんでした。
何か面白食材ないかな~ってネットサーフィンしていたら見つけちゃいました。
知らない物見つけたら買うしかないよね~って事で早速ポチ!
来た来た来ましたよ!さ~食おうぜ!って感じで現在に至っております。
今回は私も初見ですので一から勉強のつもりでお伝えしようかと思っております。お伝えするのはいつもの私。仕事に疲れてサラリーマン退職から30代に飲食店での独立、現在南インド料理を作る現役料理人chakra店主のヒロシです。それでは始めましょう~ Let’s Spice!
■マカナって聞いた事ないよ~
じゃあまずはマカナが何かって所から説明していきますね。
マカナっていうのは、一言で表せばハスの種をポン菓子風にしたものです。
ハスってのはお釈迦様とかレンコンとかのあのハスです。オニハスって品種のハスみたいですね。
この種を乾煎りして火入れし、圧力かけてバン!って破裂させたものがマカナ(ロータスシード)という形で売られています。見た目はちょっとごっついポン菓子って感じです。
このポン菓子状態のマカナをさらに火入れして食べます。詳しい料理法は下に書きますが、これが近年スーパーフードとして人気が出てきているらしく、日本や韓国での需要が上がっているとの事。
チアシードやらマカやらキヌアやら、何をもってスーパーフードって言うのかはよう分らんが何やら健康には良さげで、そんなの大好き日本や韓国で売れるってのはなんとなく理解は出来る。
まだまだ日本での知名度が低いマカナ(2021.11現在)はひょっとしたら大化けするかもですよ~。青田刈りどうですか?
■これどうやって食べるの?
まあまあ上のような説明もこの位にしときましょう。どうせ皆さんが本当に知りたいのは食べ方でしょ~?まあかく言う私もそうなのですが・・・ってな事で、早速食べましょう!
袋から取り出した商品の形状は、上にも書いたように巨大なポン菓子。
これをこのまま口に放り込むと、クシュッと潰れてネトッと歯に挟まる感じ。歯のかぶせもんある人は注意です。
香りや味としては基本的には無味無臭からスタートして、最後に種の香りなのかな~。ちょっと生臭いというか、嫌では無いんですが独特の香り。
なんてよく分からない言い回しですが、正直言うと一番近いと感じたのはかつお出汁なんですよね~。あまりにもイメージとかけ離れるので、言うのをためらいましたが直感で思ったのはかつお出汁です。
食感が悪いかぶせもん注意なそんな食べ物、もちろんそのまま食べる事を推奨されているわけではないです。
ではどうやって食べるのが正解かと言いますと、火入れですね。火入れすると水分が飛んでサクサクになります。
具体的な方法を言いますと、フライパンフリフリしながらの乾煎りです。ちょいちょい味見というか食感を確かめながら丁度良い火入れ具合を探します。大体2分程度でサクッと仕上がります。
水分飛ばすだけなら電子レンジでも出来るかな~ってので適当な間隔開けて600wで1分チン。
見た目も悪くないしサクッと感も出た!でもやっぱちょっと均一さにかけるんですよね~。全体的にサクッと感を出そうと思うと一部火入れし過ぎて焼けた香りがする。逆に短いと歯にくっつく。
う~ん。ただ電子レンジ調理はめっちゃ楽なんで、クオリティを取るのか楽さを取るのか。ナイフを心に突き付けられますな。
店での提供はクオリティを取らなきゃなんですが、家で食べるにはレンチンで必要十分。そんな所です。
■マカナを美味しく料理してみよう
上で紹介したマカナの調理法は基本形と言いますか、まあ平たく言えばただ食べる為だけの調理法で別に美味くもなんともない。マカナの本来の味を知りたいという方や、スープに浮かべたりドライフルーツやヨーグルトと混ぜてみたりという何らかの料理に使う事が前提となっております。
ここではマカナを主役として食べる方法を紹介していこうと思います。
マカナカレーリーフ
(材料)
・ギー 45cc
・マカナ 2にぎり
・塩 1つまみ
・ドライカレーリーフ 20枚程度
(作り方)
・フライパンにギーを入れて熱する
・マカナを入れて8割程度の火入れをする
・ドライカレーリーフを手で揉んで小さくして入れる
・塩を入れて味を決めたら完成
(コツ)
ギーが無い方はサラダ油で代用可能です。
さっき実際作ってみたのですが、カリッと感は変わりません。さっぱりが好きな方はサラダ油の方が良いかと思います。ただ煙の立ち具合から見て温度が高くなってそうなので焦げには注意です。
コクが欲しいという方はバターで代用されたら補えるかと思います。やってはないですが感覚的には多分大丈夫。
マカナの火の入りは想像よりも遅いので注意が必要です。そろそろいいかな~と思って食べてみてもクシュってなる。まあ慣れるまではクシュってのを我慢してもらうしかないですな~。
それをふまえた上でカレーリーフを入れないと、カレーリーフは逆に火の入りが早いのですぐ焦げます。
■その他のマカナ料理について
上で書いたような調理法で味付けを変えるとバリエーションが増えます。
カレーリーフを他のハーブに変えてみたり、スパイスを合わせて使っても面白いですね。
ちょっと変わった例で言えば、あらかじめ溶かしたチョコレートやマシュマロやナッツなんかと絡めると完全にお菓子。日本でもよく見る味付きのポップコーンの発想でいけます。レシピは ポップコーン キャラメル なんかで検索するとうじゃうじゃ出てきます。お菓子作りに興味のある方は是非。
調理がメンドクサイって方は味付きで既製品を売っていたりもします。だがしかし今の日本では手に入りにくいですね。スパイスの輸入代理店がたまに気まぐれで入れてくれたりする程度です。
今はこの程度の知名度ですからそれは致し方のない所なんですが、もう少し知名度が上がればカルディーあたりが飛びつくかと思うんですがね~。
■マカナについてのまとめ
今回はスーパーフードマカナについて試食かねがねまとめてみました。
そのまま食べたら生っぽい臭みも乾煎りすることで消えますし、食感も楽しいです。ギーと塩分の相性が非常に良いのでこりゃお酒のつまみにもなるな~などと一人ほくほくしております。
現状まだ一般的に認知はされていない商品ではありますが、見つけたら一度は試す価値ありだと思います。この記事が皆様のマカナデビューのきっかけになれれば幸いです。
皆様の健康のためご家庭にもっともっとスパイスを
チャクラ 小川
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