
超簡単玉ネギアチャールで基礎を学ぶ【初めてのスパイス料理】
はいどうも、カリーチャクラです!
今回のテーマは【実践料理編】玉ネギアチャールです。
こちらは当店の初級編ワークショップでも作っている料理でして、メインのチキンカレーなんかどうせ一回で覚えられないんだから、こっちの簡単な料理を覚えて帰りなさい!なんて嘘みたいな事を本気で言いながらお伝えしている料理です(笑)
そんな簡単料理玉ネギアチャールはインドのお漬物のような存在。アチャールは本来レモン汁なんか入れて作ったりするんだけど、今回は簡単手軽がテーマなのでそれすら省略(笑)
これはもうアチャールではないのでは?なんてご意見をスルーしながらもあなたが作りやすい事を優先して考えました。
簡単簡単って繰り返し言っていますが、あなどっちゃ~いけません。簡単な中にもテンパリング(タルカ)って手法は入っていまして、これインド料理の基礎中の基礎なので、簡単料理をしながら基礎を学びましょうって狙いもあります。
そんなスパイス料理をお伝えするのはいつもの私。仕事に疲れてサラリーマン退職から30代に飲食店での独立、現在南インド料理を作る現役料理人CHAKRA店主のヒロシです。それでは始めましょう~ Let’s Spice!
目次
■動画の方が分かりやすい方はこちら
■超簡単初めてのスパイス料理玉ネギアチャールの作り方
(材料)
・玉ネギ 半玉
・塩 小1/2
・ターメリック 少々
・チリパウダー 小1/2
・サラダ油 大1
・クミンホール 小1
(作り方)
①玉ネギ半玉をスライスして耐熱ボールに入れる
②塩とターメリックとチリパウダーを入れて混ぜる
③フライパンにサラダ油とクミンホールを入れる
④フライパンに火をつける(中火)
⑤クミンの香りが立ったら②に入れて混ぜる
■店の味を完全再現するコツを教えます【店主が言うのだから間違いない】
今回学んでほしいのはテンパリングと言う手法です。
作り方の③~⑤で油にスパイスの香りを移して料理に使う手法をテンパリングって言います。こちらインド料理のみならずスパイス料理をする上では基礎中の基礎です。
テンパリングについては詳しくまとめたページがありますので以下を参照下さいませ。
玉ネギアチャールを作る事が目的ではありますが、このテンパリングという行為を意識しながら行う事が今後のスパイス料理上達の分かれ道だと思います。
・食材や器具についてのコツ
食材に関してはそんなに難しい物はないですね。手に入りやすいと思います。
調理器具に関してですが、耐熱ボールに入れるって言うのは、⑤でアツアツの油を入れるからで、ここで絶対にボールに当てないぜ!って自身のある方はプラスチックのボールでもいいです。まあでも今後も料理をするのであれば耐熱ボールの一つくらい買ってもいいのでは?なんて思いはしますが。
・調理のコツ
玉ネギスライスの幅についてなのですが、こちらは季節によって玉ネギのエグミ(苦み)が変わるので都度変えています。夏場は少々厚くてもOKですし、厚い方がシャキシャキ感も楽しめますね。まあ時間が経てばどっちみちシナッとはなりますが。
しかし冬場は注意が必要です。なるべく薄くしてちょっと食べてみてエグミの確認をしましょう。もしエグイな~って感じた時は、水にさらします。もうひとこえ!って時は水の中で揉みます。さらにもうひとこえ!って時は塩水で揉みます。水にさらした玉ねぎはギュッと握ってちゃんと水分を切りましょう。
ちなみに塩水で揉むという方法は調理後に水分が出る事を防いでくれるので、作り置きしておいて水分が出るのが嫌だという方にも有効な方法となります。ただシャキシャキ感はなくなるのでどちらを取るかは好みの問題という所でしょうか。
■玉ネギアチャールまとめ
玉ネギアチャールについて作り方をまとめてみました。材料も調理工程もとても簡単なので気軽に作って頂けたら嬉しいです。こちらカレーに限らず何にでもあうアクセント副菜になりますので、常備食として作って頂けると嬉しいです。作り続けるといつの間にかインド料理の基礎のテンパリングのコツまで身に付くなんてとても素敵な料理です。
■今回使ったスパイス
皆様の健康のためご家庭にもっともっとスパイスを
チャクラ 小川
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