インドの天ぷら?パコラをオリジナルレシピで作ってみた【熱々が美味い】
はいどうもカリーチャクラです!今回のテーマはパコラです。
パコラってのは日本の料理で例えるならばインドの天ぷらなんて言われたりしていますが~。天ぷら好きの私としては、まったくもってかけ離れていると思うのだがまあ一般的にはそう言われています。天ぷらってよりはフリッターに近いと思うんですがね~。
まあそんなことはどうでもよくて、パコラってのは何?ってイメージが出来ればそれで良くて、皆様想像通りの揚げ物です。衣を小麦粉の代わりに豆の粉をベースにしているのがインドっぽいですわな。
さて今回はそんなパコラを作っていきたいと思います。
今んところ日本ではなかなか見かけないので、ちょいと変わったものに挑戦したい~って方には良いのではないでしょうか?
当店のサイトではお店の情報はもちろんですが、今後飲食店を始めたい(特にカレー屋)!もしくはまだ始めたばかりで何をすれば良いか分からない!という方向けにお役に立てればと思いお店の経営や料理のガチレシピについて書いています。少しでも参考になれれば嬉しいです。
お伝えするのはいつもの私。仕事に疲れてサラリーマン退職から30代に飲食店での独立、現在南インド料理を作る現役料理人chakra店主のヒロシです。それでは始めましょう~ Let’s Spice!
■パコラの作り方をざっとまとめます
パコラの生地材料
・強力粉 40g
・ベサン粉 40g
・コーングリッツ 20g
・塩 小1
・砂糖 小2
・水 120g
作り方
・パコラの生地材料をすべてボールに入れる
・ダマが残らないようによく混ぜる
・具材を適当に切って生地をたっぷりつける
・多めの油で揚げる
■店の味を完全再現するコツを教えます【店主が言うのだから間違いない】
まずは材料の説明なのですが、ベサン粉ってのはチャナダルを粉末にしたもので、ベサン粉という名前で売っています。
チャナダルをミキサーにかけてベサン粉を作った事があるのですが、二度としないと誓った。レシピ本なんかでは普通に紹介されていたりしますが、これなかなかパウダー状にはならないですよ~。パウダー買った方が勝ち。
コーングリッツはメキシコ料理やっていた時代の名残で使っているのですが、ない場合はベサン粉に置き換えましょう。わざわざ買う事はないです。
そしてここまで書いといてあれですが~、今回のレシピは本場もんとはかなりかけ離れていると思います。本場もんはベサン粉のみで作る事が多く、パウダーのスパイスも加えています。
スパイスを入れていないのは、スパイスを入れてどうこうするよりはベサン粉の味と食材の味を大事にしたかったからという理由。そしてスパイスを省略した分、ベサン粉だけだとちょっと飽きそうだな~って小麦粉を入れて味に複雑さを入れたというイメージですね。
生地を作る時のコツとしては日本の天ぷらとは違い生地はしっかりと混ぜ合わせるという事と、粘度を高めに作るという事。
というのもパコラというのは何かにつけて食べるものではなく、基本そのまま食べるものとして作っています。なので生地には塩分も入れていますからしっかり混ぜないといけませんし、粘度が高いのは衣の味を楽しみたいので具材にしっかりと絡むようにって事ですね。
天ぷらは衣の温度差と空気でサクッと軽く揚げるのが基本でしょうが、パコラは食材と衣の味をしっかりと楽しみましょう~という違いですな。
■おすすめの食材紹介
パコラの具材としてよく見るのはかき揚げ状態のものです。色々なお野菜を短冊切りにして衣にまぶして揚げるっての。まあでもなんか芸がないし~って本場の人が聞いたら怒るか?
まあでもうちとしては食材の違いを味わいたいって観念で衣のスパイスも控えているし、ここは一つ一つの食材で何が合うのかを試してみた。
いろいろ試したのですが、その中でも良かったものをざっと例を挙げて行きますね。
まず試したのはキノコ類。エリンギやしめじも美味かったが、ダントツ美味かったのはマイタケでしたね。マイタケを一口大にカットして衣つけて揚げたらOK。ただ一つ注意点があるとすれば、これ噛み切れません・・・一口大にしないと噛み切れんし熱いしで往生します。
お野菜類もなんでもOKなイメージでした。人参ジャガイモカボチャという定番から、やっぱうちら九州なんでゴボウを薄切りにしたパコラは好きでした。
変わり種としてはキビナゴなんかも美味かったです。苦みと衣の甘みがいい感じです。
ついでに変わり種としてイチジクも中がめっちゃ熱くてハフハフ美味かったです。ただし時間を置くと水分が出てきてべちゃっとしてしまいましたね。うん。まあでもこれは全体に言えることで、パコラは出来立てが美味いのはそう。
■まとめ
今回はパコラについてうち独自のレシピで作ってみました。
間違ってもこれ本場の味だぜ~なんてよそで自慢しないでくださいね。めっちゃ恥かきます。
でも私の中では本場よりはこちらの方が好きだったのであえてこちらを載せています。機会があったら本場のレシピも追記します。
具材に関しては本当になんにでもあうという印象。天ぷらをイメージすれば大体はいけると思います。皆さんもお好きな具材で作られてみてはどうでしょう?
ただこれ揚げている側からつまみ食いが止まらなくなるので、食材は多めに用意した方が良いですよ~。
■今回使ったスパイス
皆様の健康のためご家庭にもっともっとスパイスを
チャクラ 小川
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