唐辛子の葉を食べてみる【新しい食材を試す時の参考にもなるかな】
うちの契約農家から青唐辛子が葉っぱ付きで送られてきた。定期便の冬瓜の隙間を埋めるように。
青唐辛子を食べるのかな?と思っていたが葉も食えとのメッセージ。調理法は知らんと。
本当に食えるのか?って思いはしたが試さんと分からんし挑戦してみるか~って事で人柱として検証してみます。
今回の検証は唐辛子の葉だけで考えればまあ誰の役にも立たないかもです。でも私が新しい食材に出会った時にはこうやって試していますって事でちょっとは参考になるかなと思い記しておきます。
お伝えするのはいつもの私。仕事に疲れてサラリーマン退職から30代に飲食店での独立、現在南インド料理を作る現役料理人chakra店主のヒロシです。それでは始めましょう~ Let’s Spice!
目次
■唐辛子の葉っぱは辛いのか?
まずは恒例のそのままパクリで味の確認。どんな味か分かんなかったら料理のしようがないしね。
食べる前の事前予想としては辛いのではないか?という事。後はエグミなんかも強そうだな~って。
ところがどっこい(って久々使ったな)。全然辛くもなければエグミも少ない。まあ多少のエグミはあるもののほうれん草の方がエグイんじゃない?ってレベル。これなら下茹でも必要ないだろうな~。味的には小松菜の気が抜けた感じ。
可食部としては葉から茎につながる部分。茎は硬いので不向きかな。実の部分(青唐辛子)が食べられるのは当然としてね。
唐辛子の葉は初めて食べましたがなるほどこんな感じなのね~。方針が決まりました!
今回お試しって事で量も少なかったからちょっと小松菜で増量。もちろん青唐辛子の部分も使いましょう。唐辛子の葉をシンプルに味わいたかったのでマスタードシードのみで炒めてみます。
■唐辛子の葉のマスタードシード炒め
使用する食材やスパイス
・唐辛子の葉 3枝分
・青唐辛子 1本
・小松菜 1袋 茎の部分のみ
・サラダ油 小1
・マスタード 小1
・塩 1つまみ
下処理をしよう
・唐辛子の葉は半分程度にカット
・小松菜の茎は唐辛子の葉に合わせてカット
・青唐辛子は小口切り
作り方
・フライパンにサラダ油とマスタードシードを入れて火にかける
・マスタードシードがパチパチ弾けたら下処理した野菜を入れる
・軽く炒めて塩で味を調整
■今回気を付けた事と食べてみての感想
下処理に関しては葉っぱの大きさ。3㎝くらいで統一。これは多分正解。
小松菜の茎だけ使っているのは唐辛子の葉と見分けがつかなくなるから。今回はカサマシの為に入れていますが唐辛子の葉が沢山あったならそれだけで試してみたかったです。
塩分は少な目。これは小松菜の経験則から。塩分多いと味が全く分からなくなるので注意が必要ですね。
そして一番大事な感想です。
結果からしたら生で食べた時とほぼ同じ印象。一つ思惑と異なったのがほうれん草と違って火入れしてもエグミは消えなかった事ですね。でも嫌なエグミではなくてこれが唐辛子の葉の味だよ~って感じで共感を持てます。
今回初めてだったので味が分かりやすい調理法を選んだのですが、食べてみた感じではお浸しとかナムルなんかに合いそうな気がしましたね。うちとしてはさすがにお浸しは作らないので唐辛子の葉のアチャールなんかは面白そうだな~って。もちろん青唐辛子をブリブリ効かせた感じで仕上げたいですね。
■唐辛子の葉っぱを食べてみてのまとめ
唐辛子の葉を手に入れたので調理をしてみました。食材として珍しい部類に入るので話のネタにはなるかな~と思います。珍しいものというのはそれだけで価値があると思いますしね。
ただ珍しさを除いて味だけで勝負をするとなると小松菜やほうれん草の方が美味しいかなと。単純にアチャールにするならエゴマなんかの方が味がパキッとして美味しくなるだろうとも思いますし。
まあ後は青唐辛子と合わせるという事だと思いますね。フェンネルなんかを効かせてちょっとクセをつけてフレッシュ青唐辛子で食べさせるアチャールなんかは機会があったら作ってみたいです。
まあ今回はそんなにためにならなかったかもですが~。もし唐辛子の葉を手に入れた~って方や新しい食材を手に入れたんだけどどうやって調理していこうかな~って悩まれている方の参考にでもなれれば嬉しいです。
■今回使ったスパイス
皆様の健康のためご家庭にもっともっとスパイスを
チャクラ 小川
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