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クセ者スパイス【クローブ】についていろいろ調べたら思わぬ収穫

はいどうも、カリーチャクラです!今回のテーマはスパイス研究会【クローブ編】です。

クローブというスパイス皆さんご存じでしょうか?まあまあクセのある香りでこれ好きって人は少数派なんじゃないかな~?
ただでさえそんな不人気な香りなのに、香りの力も強く他のスパイスの香りを凌駕していくという自己主張の強いスパイス。ちょっと扱いを間違えると料理をダメにしちゃう。それがクローブ。

いきなり脅しから入ってしまい申し訳ないです。でも心配ご無用。分量さえ間違えなければ香りに深みを与えてくれるとても良いスパイスです。
その証拠にいろいろなレシピに使われてあらゆる場面で重宝されていますので、そんなクローブに対してちゃんと知り、慣れるのが今回の目標です。

お伝えするのはいつもの私。仕事に疲れてサラリーマン退職から30代に飲食店での独立、現在南インド料理を作る現役料理人CHAKRA店主のヒロシです。それでは始めましょう~ Let’s Spice!

 

■クローブってどんなスパイス?

まずは基本情報からいきます。
学名は syzygium aromaticum でフトモモ科の樹木チョウジノキの花のつぼみ。英語だと clove となり、和名だと樹木の名前でチョウジノキや百合香。百合香って名は体を表す感じで好きですね~。この花のつぼみを乾燥させてスパイスになったら丁字(ちょうじ)って事ですな。

ちなみにこのチョウジノキは十数メートルにもなる常緑樹で、現物は見た事無いのですが想像するだに収穫は大変そうですよね。

原産地はインドネシアのモルッカ諸島で現在ではインドネシアやインドで作られています。

 

■クローブの香りや味は?

クローブの香りは先にも触れましたが、まあまあクセのある香りでして好みは分かれるところ。と言っても好きと言う人の方が少ないような気がしますがどうなのでしょう。
クローブに触れた事のない方は、な~んそれいったいどんな香りなの?なんて思われるでしょう。
本なんか読んでいる限りでは、スッキリしているだとか甘い香りだとか結構いい風に書かれてはいます。
でもですね~、私の直感だと正露丸の香りに近いです。正露丸のフタを開けたまんま一月くらい放置したらこんな感じになるのではなかろうかと。

香の主成分オイゲノールは化粧品にも加えられる甘い香り。デートの前にお口に含む~なんて記述も見られます。
なんじゃそれ気持ち悪かろうもん!なんて思っていましたが、そういえばスパイスの味をお伝えするのに、いつもそのままパクリしているのを思い出してしまった・・・
あ~でも今までもこうやって味を伝えて来たし、今回だけ特例って訳にもいかないので、恒例のパクリに初挑戦!
はい、一瞬であの正露丸のような香りがお口の中に充満します。しかも硬くて嚙み切れないので、いつまでの口の中でコロコロコロコロ。
でもあれ?これしばらく噛んでいると、そんなに嫌な味ではなくなります。ほんのりとした渋みとちょっとピリッとする感じかな。ピリッとというか舌がしびれている感じですね。でも思ったより嫌な感じではないのには正直びっくりでした。
まあ勇気はいりますが、興味がある人はそのままパクリを試されてみてもいいのではないでしょうか?あくまで自己責任で。

 

■クローブの薬効とは?

続きまして薬効に入ります。
クローブに含まれるオイゲノールは抗菌作用、抗ウイルス作用、鎮痛作用があります。
養命酒なんかにも含まれており、血行促進の効果も期待できますね。

後は消臭作用で口に含むと効果が有るのですが~、まあでも上にも書きましたが中々に勇気は要りますね。
この消臭という面から見ても肉料理に使われるというのは納得のできるところです。

それともう一点。
これはもう薬効でもなんでもないのですが、台所に隠れ住むみんなからの嫌われ者【G】さん除けに効果があるとされています。我が家にも嫁の手によりばらまかれている可能性はありますな。

 

■どんな料理に使うの?

クローブに合うのは肉料理全般ですね。
ブロック肉を煮込んだ角煮や、ミンチ肉を使用したハンバーグやミートソースがぱっと思いつきます。こういうイメージが最初に浮かぶという事は豚肉が一番合うという事なのでしょう。
まあでももちろん豚肉だけではなくて鶏肉など肉全般にも相性はよくて、うちのチキンカレーにも入っています。

肉料理以外で言いますと全体に香りを移すという役割もあります。
例えばピクルス液に入れてみたり、ビリヤニの湯取り用のお湯に入れてライスに香りをつけるなどですね。液体に香りをまとわせて、その香りを食材に移すという利用方法ですね。
こちら応用編としてお酒に入れても美味しいです。うちの店ではジンに入れてスパイシージンを作っていますし、レモンの皮にクローブを数本さしてホットワインに入れたりもしています。

ただ一つ注意点としては、どのような料理に使うにしてもクローブってのは最強レベルで香りが強いので、とにかく入れすぎには注意です!
用法容量を守って正しく使いましょう〜ってどっかで聞いたことある言い回しだけどこれが肝心です。

後これはおまけですが、オレンジにクローブを所狭しとブツブツぶっ刺してポマンダーを作るってのもあります。
ネットを見れば作った方の記事が有るのですが、香りが一年くらい続きます〜なんて書かれていますがうちで実際作ったときはひと月くらいしか香りが持たなかったですわ。
皆さんが嘘つきなのか私の鼻の感度が悪いのかその辺は謎です。

 

■クローブについてのまとめ

クローブについて私の考える所をまとめてみました。
最初に脅しから入りましたが、使いすぎ注意なのは本当なのでその辺だけ気を付けて頂ければ料理の幅が広がるスパイスのうちの一つですので是非お試し頂ければと思います。
それと今回クローブをそのまま口に含んでも意外とイケるっていうのが分かっただけでも私にとっては大収穫でした。こんな事でもない限りこんなもの直接食べてみようなんて思わなかったでしょうし。

 

■今回使ったスパイス

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皆様の健康のためご家庭にもっともっとスパイスを

チャクラ 小川

 

 

 

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