超簡単ベサンポディの作り方【作り方のコツも教えます】
はいどうも、カリーチャクラです!
今回のテーマは【ポディ】です。うん、地味ですな。でもこれが地味なりにミールスにおいては意外といい仕事しちゃうので、あると無しでは雰囲気が変わるのですよね~。まあでもいい仕事するなんて言われても知名度が低いのは否定できない事実ですよね(笑)。って事で今回はポディってのはいったい何者だい?って所からどうやって作るのかって所までを説明していきますね。
今回もそんな問題にお答えするのはいつもの私。仕事に疲れてサラリーマン退職から30代に飲食店での独立、現在南インド料理を作る現役料理人【チャクラ】店主のヒロシです。それでは始めましょう~ Let’s Spice!
■ポディっていったい何なん?
まずポディってのはインドのふりかけって言われてる粉状のもので、英語で書くと(podi)ですね。このポディなんですが元来【粉】を意味する言葉なんでミールスの中に含まれる粉もんはなんでもポディって事にはなる(笑)。まあでもまれにトーレンでも粉状のものが有ったりするので、粉物でライスの近くに有ったりライスの上に乗っかてるものがポディだって認識でいいですね。
粉状のものが全てポディっていう意味からも、ポディにはこれって決まりもないですから、豆でも野菜でもなんでも粉砕して乾燥したものがポディって事になるので種類は無限大。つまりいろんなレシピのポディが存在するって事ですね。
んで、上にしれっと書いたのですが【ミールスに含まれる】って言葉が意味するようにポディは南インドで食べられてますね。まあこの現代において情報なんてどこにでも飛んでるから北インドでも食べられてるかもね~。つーかインドでもないうちの店で提供してる位だから世界中で食べられてるのか?(笑)
まあそんな屁理屈は置いといて(笑)。南インドで食べられるふりかけみたいなのがポディって言われてて、種類は無限だって事です。
■超簡単ポディ【ベサンポディ】の作り方
・ベサン粉(ひよこ豆を粉末状にしたもの) 150g
・ニンニク 1片
・クミン(乾煎り) 小1
・チリパウダー 小1
・塩 小1
→上記の材料を全てフードプロセッサーで均一に粉砕したら完成
■調理のコツ
超簡単なポディとして今回はベサンポディのレシピを紹介しました。ベサンポディの(ベサン)とはチャナダルを粉砕したものを指します。チャナダルってのは日本ではひよこ豆って言われるやつですね。このチャナダルなんですが、ミキサーの力だけで粉砕するとなるとまあまあの労力を要します。一般的にはチャナダルを浸水させて柔らかくしてミルで挽いて乾燥させるなんて事も出来なくはないのですが、まあまあのメンドクサさです。そんな私みたいな人のために(笑)あらかじめチャナダルが粉末になったものが売ってあります。それが【ベサン粉】です。これを使うだけでベサンポディはものすごく楽に作れるようになるので今回はこちらで説明させていただきました。
それともう一つコツと言うほどのものでもないのですが、ポディは【ギー】との相性が非常に良いですね。たまにミールスの中に透明な液体が含まれているのをみませんか?日本では冬場気温の関係で固まって白いですが(笑)。あれはギーである事が多いです。ちなみにギーとはすましバターの事です。ギーを出している所はポディを出している所も多く、要はポディとギーを合わせて食べてね~って意味なのですが理解されない事が多いので、うちではあらかじめポディの上にギーをかけちゃってます。かけないならこっちがかけてやろう作戦ですね(笑)。
■まとめ
ポディとはどんなもので、どうやって作るかを説明させていただきました。どうでしたか?今回のベサンポディはベサン粉さえ手には入れば簡単に作れると思いませんでした?最初にも書きましたがポディがあるとないではミールスの広がりが全然違いますし、さらにギーなども手に入れればもっと広がります。一度試されてみてはいかがでしょう。
その他のポディも美味しい物が沢山あります。そちらもいつの日か紹介出来たらいいな~とは思っていますので、また機会がありましたら。
皆様の健康のためご家庭にもっともっとスパイスを
チャクラ 小川
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