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粒マスタードはおうちで簡単に作れる【店のレシピから保存方法まで】

はいどうも、カリーチャクラです!
今回のテーマは【粒マスタード】をおうちで作ってみようです。

今回のテーマである【粒マスタード】は食べた事があるという方も多いかと思います。しかし、実際作った事があるというとかなりの少数派になるのではないでしょうか?
あんなものは買ってくるものであって作るものではないというイメージですかね?実際私も今の仕事をするまでは自分で作れるなんて全然知りませんでした。

でも実際作ってみるとこれが意外と簡単で美味しかったのです。しかも無添加無化調なので安心して食べられます。

粒マスタードを自分で作ってみたかったと思われている方や、添加物や保存料をなるべく摂取したくないという方は是非この記事を読んで頂けたらと思います。粒マスタードの作り方から保存方法、食べ方に至るまでを分かりやすくお伝えして行きます。

お伝えするのはいつもの私。仕事に疲れてサラリーマン退職から30代に飲食店での独立、現在南インド料理を作る現役料理人chakra店主のヒロシです。それでは始めましょう~ Let’s Spice!



 

■粒マスタードの作り方

使用する食材やスパイス

・ブラウンマスタード 50g
・イエローマスタード 50g
・塩 小1
・キビ砂糖 小1/2
・白ワインビネガー 30ml

 

下処理

・ブラウンマスタードを70㏄の水につけて1時間置く
・イエローマスタードはミルで挽く

 

作り方

①上記処理したマスタードとその他調味料を合わせる
②常温で3日程度発酵させたら完成
③冷蔵庫で保存し、なるべく早めに使い切る

 

■店の味を完全再現するコツを教えます【店主が言うのだから間違いない】

下処理のコツ

ブラウンマスタードは1時間水に漬けるのですが、水の量70ccはそのまま使用するのでキッチリ測って下さいね。多すぎても少なすぎてもダメ。
ちなみに使うのは水なので70ccでも70gでもどちらでも測りやすい方でOKです。比重はいっしょ。

イエローマスタードの挽き方なのですが、うちの店では粗目にしています。
私が個人的に粒々感好きっていうのもありますので、この辺はお好みという所でしょうか。
粒々感が大きいメリットとしては他に、いかにも手作り~って感じがするので差別化による優越感に浸れます。お客様に「あれ?普通の粒マスタードと何か違うね~」なんて気付かれたりしたら、あ~それうちで作っているんですよ~なんて自慢にもなります。
粗目にしている理由は好み云々言いましたが実際自慢したいって方が大きいかもしれませんね。自己満足大事です。

 

調理のコツ

ブラウンマスタードを水に1時間浸したらぷくっと膨らんで水分が減ってきたと思います。こちらに自己満足を満たすためだけに挽いたイエローマスタードと塩、キビ砂糖、白ワインビネガーを加えてよく混ぜます。

完全に混ざったらラップをして常温で発酵させます。夏場だと1~3日が目安で冬場だと3~5日が目安です。
タイミングは毎日少しずつ味見をして確かめます。全体がなじんで軽い酸味が出てきたら完成です。
完成したら密閉容器などに移して冷蔵庫で保存します。常温だと発酵がさらに進んでしまって毎日味見した意味がなくなります。好みの酸味が決まるまではしばらく置いておいて変化を見るのも一つの手ですね。

保存料が入っていないので一週間を目安に使い切る事を推奨しますが、発酵食品なので結構日持ちはします。
過去の経験だと一か月は楽勝ですね。まあでもお腹痛くなっても責任は取れないのでいちおう一週間としておきます。

 

■動画の方が分かりやすい方はこちら

 

■おすすめの食べ方

やはり一番のおすすめはソーセージですね。ゆでたり焼いたりしたソーセージに乗せて食べると、今までとは違うマスタードのプチプチ感と自然な香りが楽しめます。王道です。
その他はチキンやサラダやサンドイッチとかなんかですが、まあでもこの辺はもう皆さんもいろいろ食べられてきていると思うので、今回は粒マスタードの応用編を軽く紹介します。

 

=ハニーマスタード=

その名の通りはちみつと合わせます。
・粒マスタード 大1
・はちみつ 小1
を合わせたらOKです。
マスタードの辛みとはちみつの甘味が心地よいです。これで辛みと苦みが苦手な方にも食べやすくなるのではないでしょうか。パンに塗ったら完璧です。

 

=ハニーマスタードマヨネーズ=

上のハニーマスタードにマヨネーズを入れただけです。
・粒マスタード 大1
・はちみつ 小1
・マヨネーズ 小1
さらにさらに食べやすくなります。これならお子様も好きだと思います。唐揚げやハムやソーセージなどなんにでも合います。
でもな~ここまで行くと市販品の味に近づいていくし、マヨネーズ使った時点で負けた気がするので私は作らないですが。

 

■粒マスタードのまとめ

粒マスタードの作り方のコツや食べ方までを説明してきました。思ったより簡単に作れると感じてもらえたのではないでしょうか?市販とはやはり風味が違いますし、何より満足度が高いです。これを機会に是非挑戦されてみてはいかがでしょう。

レシピ等は全てうそ偽りなく載せていますので、ご自分で材料をそろえられる方はどうぞ作られて下さいなのですが、材料を集めるのがメンドクサイという方向けにはスパイスキットを販売しています(白ワインビネガーのみご用意下さい)。はい、自社商品の宣伝です。

まあでも材料を集める事をハードルとして断念するくらいなら一度キットを使って作ってみて、今後も作って行こうとなった時に改めて自分で材料を集めるというのが材料を無駄にしない一つの方法かと思います。しかも最初にキットで作れば私と同じ材料で作る事になるので、出来上がりの雰囲気もつかみやすいですしね。

とまあ宣伝はこのくらいにして、どういう形であれ粒マスタード作り面白そうだな~と興味を持たれた方は是非挑戦されてみて下さい。最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

■今回使ったスパイスキット

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皆様の健康のためご家庭にもっともっとスパイスを

チャクラ 小川

 

 

 

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