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カレーリーフが大量に手に入ったらこれ!常備しておくと便利なカレーリーフポディ
はいどうも、カリーチャクラです!
今回のテーマはカレーリーフポディです。
ポディってのは粉状で、よくライスに混ぜて食べられる事よりインドのふりかけなんて言われますね。まあ言われているだけでふりかけのイメージとはかけ離れていますがね~。ふりかけってよりも甘くないきな粉?って私は思うのですがまあそんな事はどうでもいいとして。
原材料のベースとしてよく使われるのはひよこ豆を粉にしたベサン粉。こちらは以前記事にしておりますので気になる方はこちら
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はいどうも、カリーチャクラです! 今回のテーマは【ポディ】です。うん、地味ですな。でもこれが地味なりにミールスにおいては意外といい仕事しちゃうので、あると無しでは雰囲気が変わるのですよね~。まあでもいい仕事するなんて言われても知名度が低いのは否定できない事実ですよね(笑)。って事で今回はポディ...
まあでもポディはもともと「粉」を意味する用語って事からも、粉状のものであれば何でもいいよ~って事でベサン粉を使わないバージョンもある。今回はそのカレーリーフバージョンという事ですね。
なんでカレーリーフなんかで作ったの?という事なんですが、当店ではカレーリーフ安定供給のためにどうにかこうにか頑張ってカレーリーフを育てているのですが、もともと暑い国の植物なので日本の冬になると葉っぱが全部落ちるんです・・・
枯れて捨てるのもったいないじゃないですか~?その葉っぱが落ちる前になんとかして有効利用できないものかと行き当たったのがこのカレーリーフポディ。
同じ境遇の方は少ないかと思いますが、もし大量にカレーリーフが手に入ったとか、いつも同じポディを作っていて飽きちゃった~って方は挑戦してみても面白いのでは?
当店のサイトではお店の情報はもちろんですが、今後飲食店を始めたい(特にカレー屋)!もしくはまだ始めたばかりで何をすれば良いか分からない!という方向けにお役に立てればと思いお店の経営や料理のガチレシピについて書いています。少しでも参考になれれば嬉しいです。
お伝えするのはいつもの私。仕事に疲れてサラリーマン退職から30代に飲食店での独立、現在南インド料理を作る現役料理人chakra店主のヒロシです。それでは始めましょう~ Let’s Spice!
■カレーリーフポディの作り方
使用する食材やスパイス
・カレーリーフの葉 50g
・塩 小1
・ウラドダル 大1
・チャナダル 大1
・レッドチリ 3本
・ブラックペッパー 小1
・クミン 小1
=パウダースパイス=
・ヒング 小1/2
・アムチュール 小1
作り方
・カレーリーフを茎から外して葉のみで50gにする
・ウラドダル、チャナダル、チリの乾煎り
・ブラックペッパーとクミンを加えて乾煎り
・すべての材料をミキサーに入れて細かく砕いたら完成
■店の味を完全再現するコツを教えます
カレーリーフの処理
まずはメインのカレーリーフ。こちらはフレッシュなものを用意します。というかそもそも大量にあるフレッシュカレーリーフを処理しようという目的ですからね~。乾燥のものはどうなるんだろう?試した事ないので分かりません~。まあ機会があったらやってみますね。
という事でフレッシュカレーリーフ。綺麗に洗って乾燥させた後、茎についている葉っぱのみを取り出します。
茎の下の方から軽く握って葉先に滑らせると葉のみが簡単に取れます。ぶちぶちぶちぶち!って結構気持ちいいです。これを葉のみで50g用意します。
葉っぱが用意出来たら、油もなんも入れていないフライパンに入れて火をつけて(強火)ゆさゆさします。乾煎りってやつですね。
こがさないようにゆさゆさしながらカレーリーフの水分を飛ばしつつ火入れしていき、全体がくるっとなって軽く色が付いたくらいで乾煎りは完成です。バットでもボールでも移して粗熱が取れるまで放置しましょう。
調理のコツ
カレーリーフを乾煎りしたフライパンにウラドダルとチャナダルとチリを入れます。まあ別に他のフライパンでもいいのですがわざわざ洗い物を増やす必要もないというだけです。火をつけてこちらもゆさゆさの乾煎りです。
ダルにほんのり色が付いたらブラックペッパーとクミンを加えてさらにゆさゆさ。クミンの色がついて香りがたってきたらバットやボールに移して粗熱を取ります。
後程一緒にミルするので私はカレーリーフの上にばらっと乗せて一緒に粗熱を取っています。
これらの粗熱が取れたらミキサーに移し、塩とパウダースパイスを加えて細かく砕きます。
これ結構回りにくいので、フードプロセッサーである程度細かくしてからミキサーに移すという方法もあるかと思います。もしくはあらかじめカレーリーフを細かくちぎっておくとか、浮いてきたらミキサーを一旦止めて箸でつっつくを繰り返すとかですね。ちなみに私はつっつく派です。
まあでもそれぞれお使いの機器によって性能の差もあるでしょうから方法はお任せしますが、最終的には均一に細かくなるようにします。
細かく砕けたらカレーリーフポディの完成です。
■保存方法とおすすめの食べ方
カレーリーフポディが完成したら密閉容器なんかに入れて常温で保存です。
カレーリーフの火入れさえしっかりしとけば基本的には腐るものがないので1か月くらいは持つかと思います。まあでも火入れの度合いにもよるのでその辺は自己判断でよろしくです。腐っても文句言わないように!
保存は冷蔵庫に入れると湿気てしまうので入れないほうが良いかなと。
どうしても冷蔵したい~って方は、使用する際には冷蔵庫から取り出して常温になるまで待ってからフタを開けましょう。冷たいまま外気に触れると温度差で湿気吸うからね。これはノリとかもそう。
食べ方としての決まりはなくて、基本なんでも良いです。お好きな料理にパラパラかけて食べましょう~って感じです。
でもさすがにそれだけだと芸がないのでインドでよく食べられる方法を一つ紹介。
カレーリーフポディとギーを合わせてライスに混ぜ込みます。インド版ゆかりご飯?のようなものが出来上がります。こちらおすすめなので是非~。
■まとめ的な事
今回はカレーリーフが大量に手に入った際に大活躍のカレーリーフポディを作ってきました。
細かく砕く工程はちょっと大変ですがそれ以外はとても簡単なので挑戦されてみてはいかがでしょう?
常備しておくと料理の味や見た目に変化が出せるので良いですよ~。
■今回使ったスパイス
皆様の健康のためご家庭にもっともっとスパイスを
チャクラ 小川
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